なぜ今「ピラティス」なのか?

世界中の主要国で約1,200万人以上に愛され続けているピラティス・メソッド

本物志向の強いプロのアスリートやハリウッドスター、多くの有名人が実践されていることから、ピラティスのその理論と効果が確かであることが証明されています

一体、それは何故なのでしょうか?

そもそも、ピラティスとは何なのでしょうか?

概要 ピラティス・メソッドとは?

ピラティス・メソッドとは、20世紀初頭に、ドイツ人の、

ジョセフ・ヒューベルトゥス・ピラティス(Joseph Hubertus Pilates)
により、

負傷兵のリハビリテーションを目的として開発された身体調整法のことです

第一次世界大戦中、捕虜となったピラティス氏は、ベッドからスプリングを取り出して、寝たきりの患者のためにエクササイズ用の器具を作り上げました

後に「キャデラック」と言われる器具の基礎となりました

これらのことが、後に「ピラティス・メソッド」と呼ばれる考え方の始まりとなったと言われています

ジョセフ氏は、自身のメソッドのことを、
「コントロロジー(Control+logy)と名付けており、
単なる”エクササイズ”とは一線を画した、

『全身の筋肉と、精神を自分自身でコントロールするための学問』
と呼んでいました

100年メソッド」と呼ばれるほど歴史があり、昔から受け継がれています

PMA®︎が定める”ピラティス”とは

PMA(Pilates Method Alliance)®︎とは:
ジョセフ・ピラティス氏とクララ・ピラティス氏が築き上げてきたことを伝統的に継承している団体。
世界に数あるピラティス団体を統括しており、”ピラティス”というメソッドの「基準」をつくっているアメリカ政府公認の団体

身体のストレッチ、筋力強化、そしてバランス強化のためにデザインされたエクササイズと身体の動作法である(PMA Websiteより)

PMA®︎が定めるピラティスの目的と利点

①ストレングスの強化
②柔軟性や可動性の向上
③バランスの取れた筋肉の発達
④動作への”気づき”への向上
⑤協調性や、より効率的な動作パターンの習得
⑥姿勢改善
⑦自己肯定感や幸福感の向上
⑧心・身体・精神の統合
⑨QOL(生活の質)の向上

※PMA®︎認定試験スタディガイドより

ピラティスの効果

ピラティスは、術後の回復からハイレベルなアスリートのパフォーマンス向上にまで活用できる、”身体のコントロール”に重点を置いた運動であるとされています

主な効果として
①姿勢の改善
②柔軟性の向上
③慢性疼痛の改善

他にもありますが、特にこの辺りがあげられるのではないかと考えられます

ピラティス≠コアトレーニング≠体幹トレーニング⁈

ピラティス・メソッドは、体幹部の強さを増幅させる効果があることで知られています

しかし、必ずしも「体幹」だけにフォーカスをしたエクササイズではありません

ジョセフ氏は、
“Whole Body Movement(全身の動き)”
を重要視されておりました

あくまでも、全身の動きの調和をとる中で、体幹を強化する必要性を訴えていたのだと考えられています

自分が何故、今ピラティスを伝えているのか?

18歳の時、フィットネスクラブでアルバイトを始めたことが、今の自分の『原点』でした

そこで気づいたことは、「健康な人だけが、フィットネスクラブに通っているわけではない」ということでした

『自分も痛みで困っている人のサポートができるようになりたい』

あの時そう思ったことが、今に繋がっているのだと、私は思っています

あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得したあと、治療院や訪問マッサージなどの臨床経験の中でつまづき、考えついた先にあったものが、『運動療法の大切さ』でした
ただ、手技治療が素晴らしい治療方法だということは言うまでもありません

そう思って出会えたのが、
『PHI Pilates』でした

もし、「痛み」を抱えている人たちが、痛みの少ない身体の動かし方を覚えて、それを日常生活やスポーツなどに活かすことができたなら…

もっと、「生きることが楽になる』

ということにも繋がるのかなと、私は考えています

そういう人たちを、少しでも増やしていきたいし、そういう人たちを指導できる人たちを、増やしていきたい

そんな想いを持って、お伝えしております