はじめに
↑「シゴト手帖」という番組でのPHI Pilates Japan代表の桑原匠司先生の5分間のインタビュー動画です
ご覧いただくことで、PHI Pilates Japanの取り組みやどんな団体なのかがイメージしやすいかもしれません^^
PHI Pilatesは、ジョセフ・H・ピラティス氏の考案した「リハビリテーション」と「コンディショニング」としての『ピラティス』を正式に継承している団体の一つです
PHI(Performance Enhancement International)とは、「人々の機能改善とパフォーマンスアップアップをサポートできる国際的ピラティス団体」という意味が込められています
PHI Pilates JAPANが発足したのは、2006年
2022年5月の時点で、日本全国に約1,700名近くのインストラクターが在籍しています
インストラクターのバックグラウンドも様々
資格認定を受けたインストラクターは、病院、スポーツの現場(日本代表、プロ、アマなど)、リハビリ施設、治療院、フィットネスクラブ(スタジオやパーソナルトレーニング)などで活躍しています
私自身も、PHI Pilatesに出会えたことは「人生のターニングポイント」と言っても過言ではありません
何故、PHI Pilatesはこれほどまでに多くの医療従事者・トレーナー・インストラクターに選ばれ続けるのでしょうか?
このような方におすすめ
・スポーツのパフォーマンス向上や痛みの改善・ケガの予防にも対応できるようになりたいと思っている方
・運動によって根本的な問題解決が必要だと思っている方(何から初めるべきか分からない…)
・エクササイズの「形」だけを覚えるのではなく、「クライアントにとって、その動きがどう意味があるのか?」を理解しながら運動指導ができるようになりたい、という方
・手技のみのアプローチ以外に、活動の幅を広げたいという治療家の方
・機能解剖学的な背景から理論を理解することで、自身の更なるパフォーマンス向上を目指したいというアスリート、パフォーマーの方
PHI Pilatesの特徴
・ピラティスの動きだけを提供するのではなく、ピラティスの本質を理解することにより、クライアント一人一人の状態を的確に認識し(評価)、ピラティスを通してそのニーズに応え導いていく(結果)メソッド
・クライアントの運動能力レベルに合わせて修正・応用などが多彩
・最新の医科学的な根拠に基づき、より安全に、より効果的な進化系ピラティス
・運動療法ツール、コンディショニングツールとして最適
・本部は、米国・ピッツバーグ
・創始者は、Christine Romani-Ruby氏
PHI Pilates クリニック院長。カリフォルニア大学教授。スリッパリーロック大学非常勤講師。
教育学博士(D.Ed)理学療法修士(MPT)、全米公認アスレティックトレーナー(ATC)、NCPT(Nationally Certified Pilates Teacher)、PMA®︎認定ゴールドサーティフィケート、PMA®︎認定試験官、etc・・・
臨床のピラティスとしては30年以上
「クリニック」とは言え、院内には物理療法のような機械はほとんどなく、車椅子で生活をされている方からNFLのトップクラスの選手やメジャーリーガーなど、リハビリ目的の方からトップアスリートのパフォーマンス向上まで幅広く今もなお現役で指導を続けられています
また、様々な学会にも参加され最新のエビデンスに基づいているため、PHI Pilates 自体が年々進化を遂げています
・資格を取得したあとも、安価で何度でも再受講でき、知識技術を磨き続けることができる(再受講料:5、000〜10,000(税込)/1日)
医療分野での関心の高まり
・臨床スポーツ医学 特集 アスリートに対するピラティスメソッドの可能性(2016年8月号)
スポーツ医科学の最新情報を提供されている、「臨床スポーツ医学」にて、初めて”ピラティス”の特集がされました
瞬く間に売り切れが続出ていました
・運動療法としてのピラティスメソッド(2017年11月14日)
「臨床スポーツ医学」での反響を受け、「さらにもっと深く、詳しくピラティスメソッドを理解できるようにするため」翌年に書籍化
世界で初めての「ピラティスの医学書」として日本で発売されました
こちらはamazonにて発売前からベストセラーを獲得され、すぐに重版されました
・アスレティックリハビリテーションガイド 第2版(2018年11月3日)
受傷後のリハビリテーションや再発予防、パフォーマンス向上のため、様々なアプローチが紹介されている中で、「ピラティスを用いたアプローチ」が紹介されました
それだけ、”ピラティスメソッド”というものが、アスリートをサポートするメディカルスタッフやトレーナーなどに大きく注目を集めている、ということなのではないでしょうか?
教育機関への広まり
2020年4月よりPHI Pilates Japanが監修のもと、主にフィットネスインストラクターやスポーツトレーナーの教育機関である学校法人三幸学園全国10校(札幌、仙台、東京、横浜、千葉、名古屋、大阪、広島、福岡、沖縄)にて通年を通して「ピラティス」の授業が導入されております
私自身も以前、非常勤講師として授業を担当させていただいたことがありました
その授業の内容は非常にレベルの高いものであったと今でも覚えております
PHIピラティスのエッセンスを学んだ若人が毎年1000人規模で社会へと輩出されていることを考えると、今後ますますピラティス・さらに言えばPHIピラティスというものが世の中に広まっていくことが加速するのではないかと考えられます
PHI Pilates JAPANが目指していること
「メディカル」と「フィットネス」の融合
これはPHI Pilates JAPANが目指していることでもあり、私自身が目指していることでもあります
両方携わらせて頂くことができたからこそ私が思うことは、PHI Pilatesはきっとそれらの「架け橋」のような役割を担う可能性を持ったものである、ということ
どちらが良い・悪いではなく、それらを尊重しつつお互いの理解を深めることができたなら、きっと目の前のクライアントの状態が、より良くなることにも繋がるのではないかと私は思っています
私自身、PHI Pilatesに出会えたことは「人生のターニングポイント」と言っても過言ではありません
養成コースでお会いできることを、心より楽しみにしております!
田村恵美(たむらめぐみ)