PHI Pilates Reformer Ⅰ養成コース 日程のご案内
【日時】
NEW!!
1月11日(土)、12日(日)
※PHIピラティスインストラクターのみ
NEW!!開催決定!
1月30日(木)、2月6日(日)
※PHIピラティスインストラクター以外の方の事前講習:1月23日(木)10時から
現在キャンセル待ち
12月7日(土)、8日(日)
※PHIピラティスインストラクターのみ
各日10:00~18:00
・定員:
新規4名
再受講2名(基本、見学)
【場所】
パーソナルピラティススタジオ リアライズ
【受講料】
PHIピラティスインストラクター
231.000(税込)
PHIピラティスインストラクター以外
277,200(税込)
テキスト代
7,350(税込・送料込)
※テキストはAmazonからもご購入いただけます
※PHIピラティスインストラクター以外の受講資格
医療・保健医療に関連した国家資格、健康運動指導士、NATABOC-ATC、JASPO-AT、JATA-ATI、PHI以外のピラティス資格保有者
※その他、上記と同様の能力を有する者に関しては問い合わせ下さい
PHIピラティスインストラクター以外の方はPHIピラティスについての動画視聴・3時間の事前講習・養成コース後に別日程で試験が必要です。
詳細はお申し込み後に送られるハンドブックをご確認下さい。
【CEU】
新規受講 6CEU付与
詳細はお申し込み確認後に改めてご連絡させていただきます
お申し込み・詳細はこちらから
はじめに
ピラティス・メソッドの創始者である
ジョセフ・H・ピラティス氏
第一次世界大戦中、負傷兵のリハビリテーションをきっかけに、彼は病院の器具やベッドから、今では有名となったピラティスのマシンの多くを作り出していきました
『第三次ピラティスブーム』と呼ばれている昨今、その中でも、フィットネスのみならず、医療やスポーツの現場でひときわ注目を集めているのが、今回ご紹介する
リフォーマー、というマシン
・そもそもリフォーマーとは何か?
・何故、これほどまでに注目を集めているのでしょうか?
そもそも、リフォーマーとは何か?
・Reform: 改善・修正・刷新、など
PHI Pilatesのリフォーマーのテキストの表紙には、
『Reforming Human Movement』(人間の「動き」を「リフォーム」する)
と記されています
人間の「動き」を「リフォーム」する、とはどういうことか?
PHI Pilatesのリフォーマーのテキストの序文には、以下のようなことが記されています
昨今、ムーブメント(運動)は身体のシステム(系)の一つであると認知されています。心血管系などの他のシステムと同様で、ムーブメントシステムの問題は身体の不具合や病気を引き起こす可能性があります。逆に、ムーブメントシステムを改善したり修正したりすることで、不具合や病気を予防することができるのです
「臓器」などのように、目には見えないけれども、「ムーブメント(運動)」というものも、いわゆる「臓器」と同じ扱い、とされています
例えば、「腎臓」が働かなくなると、「透析」が必要になったり、「胃」や「腸」がうまく働かなくなると「消化」や「吸収」がうまくできなかったりするのと同じで、ムーブメントシステムがうまく働かなくなると怪我や障害といった「身体の不具合」を引き起こす可能性がある、とされています
『ムーブメントシステムとは、全身の動き、もしくは全身の動きの構成要素の一部をつくりだす機能がある、生理的なシステムである、と定義されている(Stedman’s Medical Dictionary, Baltimore, MD: Lippincott Williams and Wilkins, 2002より引用)』
−中略−
ムーブメントシステムを働かせることで、機能不全や病気を予防したり、もし予防が手遅れであっても、可能な限り機能を高め回復を促したりすることで、健康に有意義な変化をもたらし、人生の質を高めることができるのです。
Stedman’s Medical Dictionary(ステッドマン医学辞典)は、医療従事者やアスレティックトレーナーの中では非常に有名な辞書ではありますが、その中に「ムーブメントシステム」という言葉が載っている、というくらい、「ムーブメント」というものに注目が集まりはじめている、ということではないでしょうか
ムーブメントシステムの改善と修正を図るために必要なこととは何か?
端的に言えば、
「正しく動けているか?」を見極める(評価)すること
が大切な要素の一つなのではないかと思います
そして、代償しているような動作(エラーパターン)があれば、それを修正(リフォーム)して「理想的な動作」へ導くこと、などが考えられます
なのでそのためには、何が理想的な動作で、何が動きのエラーなのか?を見極める(評価する)ということが重要になってくるわけですが・・・
実はそれを全部やってくれているのがリフォーマーをはじめとしたピラティスのマシンたちなのです・・・!
リフォーマーを使われたことのある方は経験があるかもしれませんが、間違った動作パターンで動くと、キャリッジ(リフォーマーのパーツの一部)など本来動くべきところが動いてくれなかったりすることがあります
つまり、エクササイズを通して、「正しく動けているか?」を見極め(評価)、代償動作(動きのエラー)があれば修正(リフォーム)し、それをそのまま「エクササイズ」として、それらを改善するための「手段」として活用することができる、ということ
まとめると、リフォーマーのエクササイズを通して、動きの「評価」から「改善」までを、一貫して行うことができる
ということに繋がるのではないでしょうか?
その他、リフォーマーが優れているポイント
・様々な状況下で、キネティックチェーンに負荷をかけることができる
・動きのスピードと流れのコントロールを学べること
・負荷を劇的に軽くできる(リハビリテーションには最適)
・様々なボディポジションでエクササイズができる
・利用者の身体の大きさやフィットネスレベルが違ったとしても、難易度の調整が十分にできること
などなど
よくある質問:マシンのメーカーに関して
もちろん何が・どこが良い・悪いということではない、ということが前提として
Balancedbody®︎
世界で唯一“pilates.com”のドメインを持つ、ピラティスのマシンをつくっているメーカーとしては老舗であり世界最大手の”
“Balancedbody”
PHI Pilates米国及び日本の本部でも使われており、PHI Pialtesのリフォーマーのテキストで使われているのもこちらのBalancedbody社製の『クリニカルリフォーマー』というリフォーマーです
バランスドボディ社製のクリニカルリフォーマーに関してはこちらから
ピボットピラティス
「株式会社ザオバ」さまが手掛けるピラティスマシンのブランドである『ピボットピラティス』の『クリニカルウッドリフォーマー』
当スタジオでもこちらのクリニカルウッドリフォーマーを使用しております
ピボットピラティス製のクリニカルウッドリフォーマーに関してはこちらから
いずれも共通していることは、例えば身長の高い・低いなどざまざまな身体の大きさに応じて対応することができる、ということに優れております
養成コースで大切にしていること
私自身、これまで色々なトレーニング・エクササイズを学び、各種資格を取得してきました
その一つ一つは大変素晴らしいものばかりなのですが、その上でお伝えさせていただくと、動きの「評価」から「エクササイズ」まで一貫して行うことのできるメソッドは、これまであまりなかったように考えられます
だからこそ、「やり方」をお伝えすることも大切ですが、その背景にある「考え方」や「在り方」はもっと大切なのだと、私は考えております
冒頭でもお伝えした通り、「第三次ピラティスブーム」と言われている今、あなたがピラティスを学ばれることは、きっとこれからのご活動にプラスになることも多いのではないかと私は思います
「ピラティス」を、単なる「ブーム」ではなく、末長く愛され続ける「スタンダード」となるように、私自身も学び続ける所存です
養成コースにて、お会いできますことを、心から楽しみにしております^^