ピラティスインストラクターになりたいと思ったら、最初に知っておいてほしい5つのこと

はじめに

「ピラティスインストラクターになってみたいな」

そう思った瞬間から、
ワクワクと同時に、こんな気持ちが出てきていませんか?
• 私にできるのかな
• 運動が得意じゃないけど大丈夫?
• 解剖学って難しそう
• 資格を取れば本当に仕事になるの?

この記事は、
これからピラティスインストラクターを目指そうとしているあなたに向けて書いています。

夢を煽るための記事ではありません。
でも、不安を増やす記事でもありません。

「知っておくと、少し安心して一歩踏み出せること」
それを、正直にお伝えします。

1. なぜ「なりたい」と思ったのかを大切にしてほしい

ピラティスインストラクターを目指す理由は、人それぞれです。
• 自分の身体が変わった経験がある
• レッスンで救われたことがある
• 誰かの役に立つ仕事がしたい
• 身体に関わる仕事が好き

どれも、立派な理由です。

そして実は、
この「最初の動機」は、あとから何度もあなたを支えてくれます。

学びが大変なとき
自信がなくなったとき
「向いてないかも」と思ったとき

そのたびに、
「私はなぜ始めたんだっけ?」
ここに立ち返れる人は、ちゃんと前に進めます。

2. ピラティスインストラクターは「教える人」ではない

インストラクターと聞くと、
「正しく教える人」「お手本を見せる人」
そんなイメージを持つかもしれません。

でも実際は少し違います。

ピラティスインストラクターの仕事は、
答えを与えることではなく、身体が変わる“きっかけ”を作ることです。
• どこで動きが止まっているのか
• なぜ同じ動きをしても違いが出るのか
• どんな声かけなら、本人が気づけるのか

「教える」というより
一緒に身体を探していく
そんな感覚に近いかもしれません。

3. 資格を取ればすぐ仕事になる、わけではない

これは、少し現実的な話です。

ピラティスの資格は、
「取った瞬間に一人前になる魔法の免許」ではありません。

養成コースは、あくまでスタートライン。
• どう身体を見るか
• どう考えるか
• どう伝えるか

これらは、現場に出てから育っていきます。

でも安心してください。
最初から完璧な人はいません。

むしろ、
「分からない」「迷う」
その感覚がある人ほど、伸びていきます。

4. 不安があるのは、向いていないからではない

「こんなに不安なのは、向いてない証拠かな…」

そう思ってしまう人は、とても多いです。

でも実は逆で、
不安がある人ほど、身体や人に真剣だったりします。
• 雑に扱いたくない
• 失敗したくない
• 安全に届けたい

そう思えること自体が、
インストラクターとしてとても大切な資質です。

不安は、なくすものではなく
扱い方を覚えていくもの。

最初は、それで大丈夫です。

5. 「完璧になってから始める」は一生来ない

• もっと勉強してから
• 自信がついてから
• ちゃんと分かってから

そう思っているうちに、
時間だけが過ぎてしまうこともあります。

ピラティスの学びは、終わりがありません。
だからこそ、
**「分からないまま進む勇気」**が必要になります。

できない時期
分からない時期
不安な時期

それらすべてが、
インストラクターとしての土台になります。

おわりに

ピラティスインストラクターへの道は、
決して一直線ではありません。

でも、
一歩ずつ進んでいけば、
ちゃんと「自分の指導」が育っていきます。

このブログでは、
• これから目指す人
• 養成中で悩んでいる人
• 駆け出しで不安な人

そんな方たちが、
少し安心して、また前を向ける
そんな記事を書いていく予定です。

また、ここでお会いできたら嬉しいです😊

投稿者プロフィール

田村 恵美
田村 恵美
国家資格を有するPHIピラティスのマスタートレーナー
身体機能改善とパフォーマンスアップに定評のある『PHIピラティス』をベースとしたオーダーメイドのマシンピラティス・パーソナルトレーニング指導を得意としております
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