「伝わる」キューイングとは?

こんにちは^^
ピラティストレーナーの田村めぐみです!

ありがたいことに、セッションや養成コースを受けてくださる方々から「キューイングがわかりやすい!」とお褒めの言葉を戴くことが増えてきました^^

まだまだこれからとは思いながらも、キューイングは苦労してきたところでもあるため、大変嬉しく思っております

今回は、キューイングに関して私自身が意識していることを改めてまとめてみました

そもそもキューイングとは何か?

指示、助言という意味

キューイングの種類

・ビジュアルキューイング
「見て」わかる指示(ビジュアル、なので)

・バーバルキューイング
「言葉」での指示(バーバル:言葉だけの、口頭の)

・タックタイルキューイング
身体に「触れて」意識を向ける指示

その他
インターナルキューイングエクスターナルキューイング

・インターナルキューイング
身体の「内側」に意識を向けるようなキューイング

例)膝を伸ばして、曲げて。おしりを持ち上げて。など

・エクスターナルキューイング
身体の「外側」に意識を向けるようなキューイング

例)頭のてっぺんをひもでつられるように引き上げて。足先で遠くの壁をなぞるように持ちあげる、など

キューイングの「目的」とは何か?

大切なことは、上記にお伝えした言葉を覚えることではない、ということは言うまでもありません

キューイングの目的の一つとして
目の前のクライアントを、より理想的な動作へ導くためのサポート

なのかなと、私は考えております

キューイング自体は、あくまでもそのための「サポート(手段)」であって、それ自体は「目的」ではない、と言うことも忘れてはならないと思っています

私自身が意識していること

大きく分けて3つあります

クライアントをよく「観察」すること

表情や呼吸・動作のスピード
こちらが発した言葉にどう反応されるのか?次の情報を受け止める準備ができているか?などなど

クライアントの頭の中を想像すること

どのような表現でお伝えできたら、理解しやすいか?
自分が伝えたいことをだけを伝えているだけで、本当に伝わるのか?

もしかしたらキューイングと少し話が脱線するかもしれませんが、相手の頭の中を想像するために、私はできる限り相手を理解することが大切なのかなと思っております

例えば、その人がなぜピラティスをされているのか?ピラティスをすることでどうなりたいのか?などなど

それに合わせた言葉がけをすることも、もしかしたら大切なのかもしれません

恥をかかせない

これは私がそうだからかもしてませんが、できてないことをそのまま指摘されると、ちょっと恥ずかしかったりする方も多いのかなと私は思っています

例えば
「肩が上がってるので、下げてください」と言うよりも

「今よりも耳と肩の距離を長くできそうですか?」とか

「今、肩の位置どうなってますか?」などご自身で気づいてもらえるような促しも必要かなと考えております

またまた脱線しますが、「〜しないでください」と言われると、その「〜しないで」の方に行動が引っ張られやすい、という不思議な習性があるようです

例えば
「緑のタヌキを想像しないでください」
と言われても想像してしまうのと同じだと思います…

「押すなよ〜、絶対に押すなよ〜!!」の某ネタもある意味それ…、なワケはないと思いますが…

話を戻すと、「〜しないでください」というよりも、言い換えるとしたら「こうなるとより良いですね」というような表現は、私もよく使うかもしれません

「恥をかかせない」という表現も本当は違うものに変えたかったのですが、あえてその表現を選びました

最終的には「テクニック」だけではないということ

私は幸運なことに、キューイングがわかりやすい先生のレッスンや養成コースをこれまでたくさん受けることができました

そこで学ばせていただいたことは、最終的にはキューイングは「テクニック」ではなくそのひとそのものの「あり方」とか「生き様」なのかもしれない、ということでした

もう一つは、先ほども述べた通り「相手を理解すること」即ち突き詰めると、それは相手を思いやる気持ち」なのかなと、私は考えております

そしてこれはセッションに限らず、普段の会話などのコミュニケーションにも同じことが言えるのではないかと思います

とはいえ私自身も、まだまだ道半ば
これからも、磨き続けます

PHIピラティス各種養成コースのご案内

詳しくは下記をご覧くださいませ

リフォーマーⅠ インストラクター養成コース

2021年10月7日、14日(両日共木曜日)
9時半〜17時半

対象
・PHIピラティスインストラクター

・PHIピラティスインストラクター以外の受講資格
医療・保健医療に関連した国家資格、健康運動指導士、NATABOC-ATC、JASPO-AT、JATI-ATI、PHI以外のピラティス資格保有者
※その他、上記と同様の能力を有する者に関しては問い合わせ下さい

PHIピラティスインストラクター以外の方はPHIピラティスについての動画視聴・3時間の事前講習・養成コース後に別日程で試験が必要です。

コースの詳細とお申し込みはこちらから:
※定員が限られているため、早めのお申し込みをおすすめいたします!

場所:
ピラティススタジオB&B 錦糸町

投稿者プロフィール

田村 恵美
田村 恵美
国家資格を有するピラティスのマスタートレーナー
身体機能改善とパフォーマンスアップに定評のある『PHIピラティス』をベースとしたオーダーメイドのマシンピラティス・パーソナルトレーニング指導を得意としております
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