こんにちは^^
JR板橋駅初!マシンピラティス専門パーソナルスタジオ リアライズの田村めぐみです!
「第三次ピラティスブーム」と呼ばれている昨今、たくさんの芸能人やアスリートがピラティスをされているところをSNSやネットでも見る機会が増えてきたように思います
それでは、マシンを使ったピラティスとマットピラティスでは、何が違うのでしょうか?
ピラティスの起源
もっと詳しいことはこちらの記事をご覧いただくとして・・・
ピラティス・メソッドの生みの親である「ジョセフ・H・ピラティス氏」は、自身のメソッドのことを『コントロロジー』と名づけおりました
『コントロロジー』は、単なる”エクササイズ”とは一線を画した『全身の筋肉と、精神を自分自身でコントロールするための学問』だと、ピラティス氏は呼んでいました
第一次世界大戦中、捕虜となったピラティス氏は、ベッドからスプリングを取り外して、寝たきりの患者のためにエクササイズ用の器具を作り上げました
後に「キャデラック(トラピーズテーブル)」と言われるマシンの基礎となりました
つまり、ピラティスのエクササイズは、マットからではなく、マシン(キャデラック)から作られた、ということになります
マシンピラティスの特徴
先ほどあげた「キャデラック(トラピーズテーブル)」のほかにも、たくさんのマシンを、ジョセフ・ピラティス氏は作られました
どんなマシンがあるのでしょうか?
・キャデラック(正式名称:トラピーズテーブル)
・リフォーマー
・チェア
その他
・コアアライン
・ラダーバレル
などなど・・・
マシンピラティスの良いところ
・動きを補助してくれる
・バネによって重さを調節
それによって強度を上げることもさげることもできる
・正しく動けているか?の評価がしやすい
・さまざまなポジションでエクササイズができる
・一台につき100種類以上のエクササイズができる!
・それらが身体へのより良い「気づき」につながる
マシンピラティスのデメリットは?
・持ち運びが難しい
・ある程度のスペースが必要
・特に海外から注文すると、届くのに時間がかかる
実はマットのエクササイズが一番難しい
先ほどお伝えした通り、ピラティスのエクササイズは先にマシンが作られ、最終的にマシンがない環境でもできるようにと考えられたのが「マットピラティス」
そのため、もともとマシンで動きを補助されながら動いていたエクササイズをマットで行うということで、エクササイズのよっては難易度の高くなるものがあります
つまり
動きの補助がないため、自分自身で自分の身体をコントロールしながら動く必要があります
今までマットピラティスのグループレッスンを受けた経験のある方から「難しかった」という声を時々聞くことがありますが、難しいのも無理ないのです!
マットピラティスの良いところは?
先ほど「マットピラティスが一番難しい」ということをお伝えしましたが、マットピラティスも良いところはたくさんあります
まず、ピラティスメソッドはもともと「コントロロジー」という名前だったことを先ほどお話しいたしました
自分の身体を自分でコントロールすることを学ぶという点では、マットのエクササイズが一番「コントロロジー」の本質をついているのではないかと私は思います
あとは省スペースでどこでもできる、というのもマットピラティスの優れたところの一つなのかなと、私は思います
ただし、どれが良い・悪いではないということ
マシンピラティスが優れていてマットのピラティスは・・・ということが言いたいのではありません
最終的にはどれが良い・悪いではなく、その時その時で目の前のクライアントに合わせてベストな選択をしていくこと
これが大事なのではないかと、私は考えております
投稿者プロフィール
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国家資格を有するPHIピラティスのマスタートレーナー
身体機能改善とパフォーマンスアップに定評のある『PHIピラティス』をベースとしたオーダーメイドのマシンピラティス・パーソナルトレーニング指導を得意としております
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