パフォーマンスを高めるためのピラティス

ピラティストレーナーの勉強部屋

こんにちは!

JR板橋駅パーソナルピラティススタジオ リアライズの
田村めぐみです!

近年「第三次ピラティスブーム」としてピラティスをされる方やピラティスインストラクター・ピラティススタジオも数年前に比べてかなり増えてきました

ピラティスをすることで様々な効果が期待できますが、中でも当スタジオでは身体機能改善やパフォーマンスアップなど、いわゆる「運動療法としてのピラティス」を得意としております

それでは、ピラティスはどのようにパフォーマンスアップに影響するのでしょうか?

ここでは、Gray Cook氏が提唱している「パフォーマンスピラミッド」+αを参考にパフォーマンスを構成する要素を見ていきたいと思います

パフォーマンスとは?

辞書で調べると色々な意味が出てきますが、人体に関連の強い意味としては

「人体の性能、遂行能力」

などがより当てはまるのではないかと考えられます

パフォーマンスを構成する要素

機能的動作

・スタビリティ(安定性)
・モビリティ(可動性)
・コーディネーション(協調性)

機能的パフォーマンス

・パワー(≠ストレングス)
・スピード
・持久力

スキル・テクニック

例えば、ゴルフやテニスなどその他スポーツのテクニック

その他

神経系、心肺系、内分泌系その他の構成要素も考えられますが、ここでは「パフォーマンス」というところにより関連の深いものをまとめました

最適なパフォーマンスピラミッド

高いパフォーマンスを発揮するためには上記に挙げた

・機能的動作パターン
・機能的パフォーマンス
・スキル・テクニック

のバランスが取れていることが大切であり、ピラミッドを高く積み上げるためには「土台が広いこと」が重要だと考えられます

中でもピラティスは、ピラミッドの土台である「機能的動作(スタビリティ/モビリティ/コーディネーション)」を高めるのにとても効果的であると考えられています!

多様なパフォーマンスピラミッド

パワー過剰なピラミッド

機能的動作が不足し、パワーが過剰になっているピラミッド

筋力は高いが「身体を使いこなせていない状態」

多くのエネルギーを消費するため「パフォーマンス」の効率は低下しやすい

逆を言えば、土台である「機能的動作」を高めることが「パフォーマンスの向上」につながると考えられます

パワー不足なピラミッド

「機能的動作」や「スキル」は最適だが、「パワー」が不足している状態

動けるが、筋力が弱かったりスピードや持久力が乏しい

この場合はピラティスだけではなく、筋力トレーニングや持久力、スピードを高めることがさらなるパフォーマンスの向上につながると考えられます

スキル不足なパフォーマンスピラミッド

「機能的動作」や「パワーなど」は最適だが、「スキル」が不足している状態

この場合は、例えばテニスやゴルフなどの競技に即した「スキル」を高めることが必要と考えられます

「スキル」に関してはトレーナー・インストラクターというよりも、「コーチ」の役割であることが考えられます

まとめ

ひとこと「パフォーマンス」と言っても様々な構成要素があります

中でもピラティスは上記のピラミッドの土台である「機能的な動作の獲得」に最適であることが考えられます

ただしもちろん土台が広い「だけ」ではなく、その上に積み重なる「強さ」や「スキル」が伴って初めて「パフォーマンスが高い状態」と言えるのではないかと考えられています

スタジオからのお知らせ

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投稿者プロフィール

田村 恵美
田村 恵美
国家資格を有するPHIピラティスのマスタートレーナー
身体機能改善とパフォーマンスアップに定評のある『PHIピラティス』をベースとしたオーダーメイドのマシンピラティス・パーソナルトレーニング指導を得意としております
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